思考のブログ

気づいたこと、思ったことを記録する為に開設しました。

人間関係が良い職場でも転職を決めた理由

こんばんは。気づき。です。
今日は私の転職についてお話していきたいと思います!

 

私が最初に転職をしようと思ったのは昨年の11月でした。
理由は今の職業に就いてから2年が経ち、仕事のやりがいや給料、通勤時間、
人間関係など(ほぼ全てですね。笑)に不満があったからです。
転職をするのであれば、絶対に妥協せず納得のいく転職がしたい!
そして一時しのぎではなくこの先ずっと続けていく職業に就きたい!
この2つの強い思いを胸に、転職をすることにしました。

 

やりたいことがなかった私は、求人に応募するなどの具体的な転職活動ではなく、
まずは自分のやりたいことはなにかを一ヶ月という期間を決めて探すことにしました。
自分の好きなことを挙げてみたり、今の仕事内容で楽しいものは何かを考えたり…
ですが、たった一ヶ月でこの先ずっと続ける仕事に繋がるようなやりたいことが
見つかるわけはありません…。
そんなに簡単に見つかるのであればみんなやりたいことをやっているはずです。

 

そこで次にとりあえず職業探しに拘らず、自分の「今」やりたいことをやっていき、
それをやっていきながら見つけていくことにしました。
例えばずっとやってみたかった英語の勉強を始めてみるなどしました。
一見すると職探しのプレッシャーから解放され、視野が広がるので、良い方向転換
に見えます。

 

しかしここでまた問題になったのが、やりたいことは考えても見つからないし、

また全く考えなくても見つからないということです。

 

言っていることが矛盾しているようですが、私の「今やりたいことをやっていきながら見つけていく」はただの現実逃避だったのです。

考えてもやりたいことが見つからなかった私は考えることを放棄して自然に
任せてしまったのです(笑)
それでやりたいことが見つからないのはまた当然の報いでしょう。
やりたいことは天からのお告げのように突然降ってきません!

そしてさらにその頃新型コロナウイルスが流行り始めて転職どころではありません。
また新年度で異動があったことにより不満だった「人間関係」は改善されました。

 

やりたいことを探しても見つからない…コロナ禍…悪かった人間関係は改善された…
ここで私はかなり転職から遠ざかりました。
転職はするつもりであるものの、やりたいことは見つけられず、
次第に「人間関係がいいからこのまま続けるでもいいかな」と思い始めました。

しかし、働いていれば嫌なこともあるもの。
その度に「やっぱり転職したいな…」「でもやりたいことがないし…」という
気持ちを行き来してモヤモヤすることが増えました。

 

人間関係はいいけど仕事には満足していない。
でも特にやりたいこともない。

こういう場合皆さんならどうするでしょうか?
一般的に職場の人間関係というものはすごく重視されていますよね。
私も人の顔色が気になってしまうタイプなので人間関係はとても重要です。
入社する前は給料が低くても、人間関係が良ければいいやと思っていたほどです。
ですが、心のどこかでこのままやりたいことでもない退屈な仕事をこの先ずっと
続けていく人生でいいのか?とも思っていました。
だからこそ、人間関係が良いからこのままでいいや!と割り切れずにずっと
モヤモヤしていたんです。

 

そうして月日はあっという間に過ぎて行き、気づけば転職をしたいと思ってから
1年が経っていました。
とりあえずと思い、求人に応募した時期もあったもののその先に進むことはできず、
やりたいことも全くわからない、むしろ1年前の方が辞める気力があったのでは
ないのかと諦め気味でした。


転職活動に関して1年前と比べて全く何も進まなかったわけではありません。
この1年で転職についてインターネットで情報収集をしたり、転職本を読んでやりたいことの探し方を知ったり、そもそも世の中にどんな仕事があるのかを知らないと思い
業界研究の本を読んだり、自分を見つめ直したり、転職エージェントに相談したり…
など色々しました。適職診断も沢山やりました(笑)

ですが、なぜか上手くいきません。
よく言われる「とりあえず自分が少しでも興味ある求人に応募する」も全く気が
乗りません。

 

そこで考え方を変えてみました。
最初から思っていた、「納得する転職をする」というのは妥協したくなかったので、

どうしたら次の職場で人間関係が微妙でも納得できるか?
今の職場の人間関係をなくしても転職をして良かったと
思える選択はなんだろう?

という疑問を自分に向け、考えてみました。

 

やりたいこと探しからそもそも自分の中で納得のいく転職とは何か
深掘りすることにしたのです。
そして今の職場は人間関係が良く自分の中でもそれは重要なことなので、逆にそれでも転職をしてよかったと思えたら良いのではないかという結論に至りました。
さらにそう思える基準を2つ挙げました。

①転職先で人間関係が上手くいかなくてもその職業に就いたことにより、
同じ職種で次の転職先を探すことができ、人間関係が悪ければ辞めるという
選択肢ができる職種に就く。


つまりは人間関係に左右されても問題ないように手に職をつけるということです。
例えばエンジニアの仕事はコロナ禍でも需要が高まっているそうです。
しかし、求人があっても未経験の人が実際に書類審査を通過できるのはわずか5%
ほどだと言います。
需要があるのは「経験者の」需要があるということですね。

エンジニアに限らず、未経験の需要はあまりないけど、経験者枠の需要はある仕事
は沢山あります。
その中で仕事を見つけ、最初は未経験でなんとか入社し、そこで特に問題がなければ
そのまま会社に残り経験を積み、人間関係など問題があるのであれば他の会社に
経験者枠で入るという作戦です。
このコロナ禍で失業率が高くなっているという観点から見ても手に職をつけるというのは人間関係よりも重要なことです。
人間関係以前に仕事そのものがなければ生活もできなくなってしまいますからね。

 

②自分のやりたいことをやり、不満があったら元の職種で転職する。

これはよく言う「死ぬ前に後悔するのは自分のやりたかったことをやらずにいたこと」
という言葉から思いつきました。
しかし、自分のやりたいことが明確に浮かばない今、「ちょっとやってみたいな〜」
程度のものはあるものの、その程度の気持ちで会社を辞める勇気はありません。
だからこそ辞める辞めないで悩んでいたのですが、やりたいことに挑戦してみて
もし違うとなったら元の職種に戻ればいいのではないかと気づきました。
今の職種は手に職をつけるとは言えないものの、全国どこでもある職種です。
だからこそどこにでもあるのに通勤時間も長いことが一つの辞める要素でしたし、
いっそのこと同じ職種で近くの職場に転職をしようかと考えていたこともありました。

なのでやりたいことに挑戦して、もし上手くいかないようだったら同じ職種で
近くの職場に転職しようかという考えになりました。
それであればやりたいことに挑戦せずに後悔することもなく、上手くいかなくても
挑戦したことにより、「自分はやりたいことに挑戦した経験をした上で違ったんだ。」と納得してから同じ職種で近場に転職することもできるのです。
普通上手くいかなかった場合にどうしよう?となってしまいますがこの場合は
上手く行かなかったことにより近場の同じ職種に就く踏ん切りがつくので
私にとってはメリットしかありません。

・手に職をつければ今の人間関係を失ってでも転職するメリットの方が大きい。
・たとえやりたいことに挑戦して上手くいかなくても他の道もある。

これがはっきりしたことにより転職をする決意がしっかりと固まりました。
(決意だけで一年もかかってしまいましたが…笑)

不思議なものでやりたいことを見つけることや転職後に人間関係が上手くいかず、
後悔をするのではないかという不安がなくなったからか、少しずつやりたいことが
浮かんできて転職についても楽しんで探すことができるようになりました。

やっとスタートラインに経つことができたので次回は私なりの職業の探し方を
書きたいな〜と思っています。

では今日はここまで終わりにしたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました:D